2015/10/13 16:01
小学生の頃、フランス帰りの同級生のお母様が作って下さったお菓子たち。手入れの行き届いたダークブラウンのテーブルに、藍染のテーブルクロスを掛けた食卓での思い出が、私のお菓子作りの原点です。卵・バター・砂糖・小麦粉などから作り出される様々なお菓子は、まさに魔法のようでした。
それからは家族や友人の喜ぶ顔が見たくて、さまざまなお菓子をよく焼きました。大人になると、美味しいお店巡りや素敵なお菓子の先生方のご指導を受ける機会に恵まれました。そんな中、とある講習会でベルジャンチョコレートと出会い、くせのないマイルドな味が気に入って現在も使い続けています。
私が好きなお菓子はやっぱりチョコレート菓子。湯煎で溶かしたときのビロードのような輝きは本当に美しい!
そのベルギー産クーベルチュールチョコレートを使ったガトー・オ・ショコラとブラウニー。ガトー・オ・ショコラは粉の配合を極限まで控えているので、濃厚ですがとてもしっとりです。ブラウニーは胡桃ではなくマカダミアナッツを使っているので、苦味がなくチョコレートの味楽しめる逸品です。
手作りならではのチョコレート菓子、ご自身のコーヒーブレイクや大切な方への贈り物にいかがですか。